株式会社 北海道バイオインダストリー

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特許 BRC 製法

特許BRC製法

BRC(バイオラショナルコントロール:生物合理性制御)/DPTS

BRC製法(特許第3725079号)で玉ねぎの健康機能を飛躍的に高めました。

健康成分DPTSが通常のタマネギの約15倍。

※DPTS=ジプロピルトリスルフィド

BRCとは?

植物が本来持っている防御機構=昆虫、微生物等の外敵から身を守るために、自らの生体内の酵素系をコントロールし、外敵が嫌がる物質等の新たな物質を自身に作り出す=によって生成される物質(二次代謝産物)の中には、私たちの人間の生体内調節機能に有用な成分があることが明らかになりました。

すなわち、BRCとはこの植物の防御機構を合理的にコントロールして、食品加工に応用し、目的とする生体調節機能を腑活化することのできる、これまでの製品には無かった加工法です。

ネギ属植物処理物(BRC製法)※BRC:バイオラショナルコントロール

特許権者 株式会社北海道バイオインダストリー、学校法人東海大学

BRC製法によって「DPTS」ができるまで

BRC製法は加工には一切の添加物を使わず、タマネギ本来の「健康成分」を「切ること」や「加熱すること」だけで凝縮した画期的な製法で、BRC製法により玉ねぎのニ次代謝産物であるDPTSを従来の加工方法の15倍生成することが可能です。

健康成分「DPTS」の機能として、
特許「記憶障害改善作用を有する組成物(特許第4139677号)」が
正式登録されました。

発明の名称「記憶障害改善作用を有する組成物(記憶障害改善剤)」

特許権者 株式会社北海道バイオインダストリー、学校法人東海大学、国立研究開発法人 科学技術振興機構

DPTSの「脳への作用」

抗酸化物質が「脳海馬」に届きにくい理由は「血液脳関門」にあります。 DPTSは抗酸化物質として「脳海馬の酸化を防ぐ」ばかりではなく、血管を傷つける活性酸素を撃退し血管障害性認知症の予防にも効果のある「玉葱からとれた」希少な万能物質です。

学習記憶障害は、加齢に伴う脳の酸化による記憶力の低下や、血管障害や脳の変性による認知症などが原因です。特に記憶を司る「脳海馬」の酸化は加齢によるものが多く、改善できる見込みが高いと言われています。

また、加齢といっても個人差があり、一概に高齢者だけとは限りません。従って日頃の十分なケアが必要であるとされています。しかし、その「脳海馬」まで到達する抗酸化物質は数少なく、DPTSがこのたび記憶障害改善剤として認められたものです。

DPTSは、認知症予防に役立つことが期待され、更に機能性の研究を進めてまいります。

DPTSの機能性

学習記憶障害改善作用

※上記参照

抗酸化作用(抗動脈硬化作用)

DPTSは脂質過酸化抑制作用を有しているので、生体内の脂質過酸化反応が関与していると考えられる多くの疾患、例えば、溶血性貧血、各種の炎症や 肝硬変、心筋梗塞、アテローム性動脈硬化等の他、発ガンや老化防止の効果が期待できます。

血流改善

血液の流れは、運動不足やストレス、喫煙、飲酒、糖分・塩分・脂肪分の多い食事等の要因によってドロドロ血となり、流れが悪くなってしまいます。DPTSには血小板凝集阻害作用および、血栓溶解作用があるため、冷え性、肩こり、脳梗塞等の予防・改善作用が期待できます。

肝機能改善作用

DPTSは人間の体内で解毒代謝をつかさどるグルタチオンを作るための酵素を活性化する働きをもっているため、肝機能を健康に保つ他、発ガン予防等の効果も期待できます。