株式会社 北海道バイオインダストリー

お問合せ

研究設備・加工施設等

研究設備・加工施設等

当社では、地域の農業生産者や自治体等との連携によって、安全で安心してご利用いただけるよう、生体調節機能を重視した育種法の研究を栽培試験から行っています。具体的には自社のパイロットファームを所有。パイロットファームでは、北海道の特徴的な野草・野菜・小果樹等について栽培・研究し、製品開発を行っています。
食品は元来、生体調節機能を持つ複合成分から構成されているため、健康食品の開発には、食品成分間のシナジー効果(相乗効果)を科学的に解明する必要があります。当社では、北海道大学や道立食品加工研究センター、医療ベンチャーの研究者といった農業・食品・バイオ・医療等のスペシャリストを顧問団として招き、大学や試験機関等との連携によって、素材や製品の機能性評価試験を実施しています。

ラボ

当社では、パイロットファームで試験栽培した北方系機能性植物の生理活性物質の探索、有効成分、作用機序の解明などを行うための研究ラボを設けています。技術顧問団の医学、薬学、食品工学、農芸化学、微生物学などの知見をもとに、基礎研究と商品開発を行うと共に、新たなシーズ創出のために大学や研究機関、医療機関と共同研究も実施しています。

設備

  • 抽出・分離装置
  • 凍結乾燥機
  • 高速液体クロマトグラフ
  • 低温室
  • 恒温乾燥機
  • ガスクロマトグラフ
  • 薬品保冷庫
  • 熱風循環乾燥機
  • 紫外可視光分光光度計
  • 低温フリーザー
  • インキュベーター
  • 蛍光分光光度計
  • クリーンベンチ
  • 電子顕微鏡
  • 高速冷却遠心機  等

パイロットファーム

近年、消費者に、より安全で安心してお召し上がりいただける作物の作出や、生体調節機能を重視した育種法の確立などが要求されています。
当社では、札幌市南区石山に2haほどの自社試験農場「バイオ ドゥ パイロットファーム」を所有しており、ギョウジャニンニク・タマネギ等の北海道の特徴的な野草・野菜、ヤーコン等の北方冷涼作物、アロニア・ウマブドウといった小果樹等について栽培・研究しています。パイロットファームを持つことで実際に生産の研究から新作物の導入試験までが可能となり、素材を熟知した効果的な製品開発が可能です。

※生体調節機能とは、食品に含まれる成分が病気の予防に働くことを意味します。

夕張食品加工場

夕張食品加工場では、植物が持っている生物合理性制御を食品加工に応用し、生体調節機能賦活化に必要な条件の研究を行っています。また、ヤーコン・タマネギなどの乾燥、粉末化、殺菌といった初期調整・一時加工を行っています。

夕張市に工場を設けることにより、将来、地域における雇用促進等の活性化に寄与しうるバイオベンチャー企業を目指します。